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千里メディカルラリーwith阪大救命報告

講座だより

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2022年11月5日、大阪府済生会千里病院さん主催の千里メディカルラリーwith阪大救命に参加して参りました!

突然ですが、皆様、メディカルラリーはご存じですか?
医師・看護師・救命士で構成されたチームで、臨場感たっぷりに再現された、救急搬送前の現場(災害・事故など)からの医療活動を競う大会です。コロナで中止が相次いでいたメディカルラリーですが、ついに!今年開催され、参加して参りました。
私たちのチームは、京大病院より救急専攻医1年目2名、救急病棟看護師2名、京都市消防局より救命士2名でした。メディカルラリーは初めてで、手探りの状態でした。練習は仕事の合間を縫ってのシミュレーションでした。上級医の先生方や、看護師さん、たくさんの方々に助けてもらいながら、なんとか迎えた当日。

全国の病院から、ドクターカーが駆けつけており、救急車のカーショーみたい(笑)なんて思いながら、秋晴れの空の下、いざスタート!
大会は7ステーション+お楽しみブースで構成されています。大阪大学の広大な敷地を移動しての競技です。今回は移動も含めて競技の一部。ドクターカー内で想定付与が行われ、作戦を練り、いざ、現場活動へ。

「池で人がおぼれている!救助し蘇生せよ!」
「自殺未遂の事件現場、首元にはナイフ…その先には…?」
「自宅内JCS300、搬送せよ!」
「コロナクラスター発生の高齢者介護施設へ」
「自動車単独事故。と見せかけて…」
「火災現場。多数傷病者。トリアージの意味は?」
「産科救急対応中、突如現わる乳児を抱き、ERに駆け込む母…!」

何度心臓が止まったことでしょう…。

バラエティーに富んだステーション(実症例が題材だそう)でした。一例一例終わるごとに、できたこと、できなかったこと、気づき、それらをチーム皆で振り返りました。とても疲れましたが、発見が多く、実りある1日でした。各職種間の絆も深まり、今後の診療に良い影響しかないと確信しております。結果は、最下位と残念な結果でしたが、伸びしろしかないということですので(笑)、今後もより一層精進してまいりたいと思います。

今回の大会参加にあたり、ご協力いただきました、先生方、看護師の方々、病院スタッフの方々、また、大会開催の大阪府済生会千里病院の皆様、阪大救命の皆様、誠にありがとうございました。そして、ともに闘った光さん、小堀さん、川上さん、今西さん、竹谷君、本当にありがとうございました!

京都から大阪へ出発!

「池で人がおぼれている!救助し蘇生せよ!」
「自殺未遂の事件現場、首元にはナイフ…その先には…?」
「自宅内JCS300、搬送せよ!」
「コロナクラスター発生の高齢者介護施設へ」
「自動車単独事故。と見せかけて…」
「火災現場。多数傷病者。トリアージの意味は?」
「産科救急対応中、突如現わる乳児を抱き、ERに駆け込む母…!」

 

終わりにアテンドしてくださった大会スタッフさんを囲んで。ありがとうございました!

 

チームメンバーと。練習最終日にパシャリ。いつも遅くまでありがとうございました!

 

 

写真は一部マスク着用してないものもありますが、撮影時のみ外しています。

文責 鈴江 愛

 

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