教授からのご挨拶

京都大学らしい新しい救急部門を目指して
~ 多様性輝く協創の場をつくる ~

京大病院は、ヘリポートが設置された2015年以降、相次いで災害拠点病院・原子力災害拠点病院の指定を受け、2019年には高度急性期病棟がオープンしました。救急搬送台数は年間6000台を超え、国立大学病院としては全国でもトップクラスとなっています。多様な専門性を有した個性豊かなスタッフが集う、我々京大救急は、京大病院における高度急性期医療の扇の要として、〝One for All, All for The Patient !!〟を合い言葉に、個々の輝きが織り成してハーモニーを奏でるよう、ONE TEAMで邁進しています。

我が国では、超高齢社会を迎えて疾病構造が大きく変化し、また近年様々な災害が頻発し、さらにはCOVID-19のような新興感染症の世界的まん延など、本邦の救急医療には時代とともに変革が求められています。時代のニーズを見据え、常に新しい救急医像を模索し、次世代の救急医療のリーダーを生み育てられるよう尽力致します。決して変化を恐れることなく、京都大学らしい創造的で継続性のある新しい救急部門を目指し、発展させたいと思います。

大鶴 繁

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