診療実績

診療実績

京都大学医学部附属病院 初期診療・救急科は2006年に創設されましたが、長らく救急車搬送台数は20002500台程度で経過していました。2015年に災害拠点病院の認定を受け、病院として「高度急性期医療の推進」を打ち出してから右肩上がりに救急車搬送台数は増加しています。新型コロナウイルス感染症流行期に一時足踏みしたものの再び増加に転じて今年度も最多台数を更新する見通しです。年間6000台超は全国の国立大学病院の中でも上位に入る数です。

各科が高い診療レベルを誇る京大病院の長所を生かし、診療は救急外来から救急医と各診療科の専門医が協力して診療にあたるコーディネート型救急診療体制をとっています。救急外来から入院する症例は、高度に専門治療を要する症例は当該診療科に、common diseaseや外傷・未診断の症例など多くは初期診療・救急科で入院を受け持ちます。重症例はES-ICUなどのユニットで、中等症・軽症は病棟で診療し、必要に応じて各専門診療科に相談しながら、症例によって退院・転院・転科の中から最適な方針を選択しています。

診療実績推移

救急車搬送台数(件)

救急来院患者数(人)

救急科入院患者数(人)

見学・お問い合わせ