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カンファレンス・ルームから:ICT 高倉 俊二准教授のご紹介

講座だより

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● カンファレンス・ルームから:ICT 高倉 俊二准教授のご紹介

ERでは、毎朝8:15から、カンファレンスを行っています。カンファレンスには、講座員のみならず多くの部門の方々が参加され、活発な議論を行っています。

今回は、いつも大変お世話になっている、ICT (infection control team;ホームページhttp://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~ict/ict/index.html) の高倉 俊二准教授をご紹介させて頂きたいと思います。

京都大学医学部附属病院のICTは、専任の医療チームを有し、京都大学医学部附属病院の感染症診療を包括的に管理しておられます。 院内のどの部署にいても高倉先生のお姿を拝見しない日はなく、また救急・集中治療における感染症診療においても新型インフルエンザ対策から重症感染症管理まで 24時間体制でサポートして頂いており、本当に感謝の念に耐えません。診療の内容やプロセスに関しては非常に厳しい先生ですが、 写真のような優しい笑顔で常に若手の先生方を叱咤激励おられます。

高倉准教授を始めICTメンバーの方々には毎日ERのカンファレンスにご参加頂いており、個々の患者さんのレビューの中で、 感染症の専門家として最新の知見をわかりやすく教えてくださり、自分自身の知識が如何に時代遅れであるかを痛感させられますし、また大変勉強になります。

現在、感染症専門医と救急専門医が協力して、敗血症性ショックの早期治療を目標とした診療プロジェクトも開始しています。感染症診療に対する関心が高まっている中、 近隣の救命救急センターからの研修希望などにも対応して頂いております。

救急医療を志す医師にとり、感染症診療は避けては通れない道であり、感染症の専門チームがおられることは大変心強く感じています。 大変な激務とは思いますが、いつまでも私たちを叱咤激励していただき、また世界の感染症診療の発展に向け邁進していただければと思います。

(文責:初期診療・救急医学講座 西山 慶)

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