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第2回 World Society of Emergency Surgery (WSES) Bergamo, Italy: July 7-9, 2013 に参加してきました。

講座だより

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 第2回 World Society of Emergency Surgery (WSES) Bergamo, Italy: July 7-9, 2013 に参加してきました。

Bergamoという、ミラノから1時間ほどのところにある小さな町で学会が開催されました。
京都大学から小池教授、佐藤格夫、苛原隆之、京都第二赤十字病院救命救急センターから石井亘が参加をしました。小池教授は20分以上あるミニレクチャーの講義、苛原先生、石井先生ともにOral presentationでした。私、佐藤は苛原先生、石井先生のサポート役ということでの参加です。

石井先生の発表ですが、英語でのOral presentationが初めてとは思えない落ち着きぶりで、質疑応答も予測質問を用意しており無難に対応していました。立派でした。

小池教授の発表はさすがです。予備原稿など存在しないのでしょう・・・・。Surgical Site Infectionに関するミニレクチャーを行いました。

苛原先生は、実は日本医大救急医学教室の大学院生です。国内留学で京都大学に来ています。私と一緒に京大農学部で侵襲期栄養代謝の研究を行っています。
苛原先生の発表ですが、日本医科大学多摩永山病院での外傷症例に対してIABOを用いた発表です。外傷の大御所であるEE Mooreからも質問があり、どうにか無事に返答を終えました。プレッシャーの中返答しているのだろうと思っていましたが、苛原先生は実はこのときまだEE Mooreだとは知らなかったのですが・・・、私の方がプレッシャーを感じました。)

WSESは、こじんまりとした急性期外科医の集まりでしたが、こじんまりとしている代わりに毎日顔を合わせることが利点となり、世界の外科医と知り合いになることができました。今後、ここで知り合った外科医の病院へ見学、実習などが可能になるかもしれません。

 

(自治医科大学救急の伊澤先生、小池教授、苛原先生、石井先生、佐藤)

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