第6回 京大JMECC開催！

先日9月27日（金）に第６回 京大JMECC（Japanese Medical Emergency Care Course）が、研修センターにて開催されました。
JMECCは救急医療に接することの少ない内科医が、心停止時のみならず、緊急を要する急病患者に対応できるよう、日本救急医学会策定の「ICLS」を基礎に、日本内科学会独自の「内科救急」をプログラムに導入した講習会です。その受講が内科専攻医プログラムの修了要件となっているため、内科専門医を志す若い先生方にとり必修のコースとなっています。
京大病院ではこれまで、内科系講座に属する初期診療・救急科がイニシアチブを取る形で、内科系専門各科と協力して研修センターのご支援のもと、京大JMECCを開催して参りました。毎年、ディレクターに京大内科OBでいらっしゃる姫路循環器病センターの谷口 泰代 先生をお迎えし、先生のお人柄もあり和気藹々とした大変アットホームなコースです。また、インストラクターには循環器・腎臓・消化器・脳卒中・感染症・救急などなど、各領域のスペシャリストが勢揃いし、オールスター軍団の専門医から直接指導を受けることができる、とても魅力的な機会となっております。
本コースでは、京大病院の救急診療の肝である、診療科間の良好な連携の縮図が見て取れます。

（文責：大鶴）