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2017年4月 4月から当教室のメンバーとなられた先生方のご紹介 

講座だより

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2017年4月 4月から当教室のメンバーとなられた先生方のご紹介

邑田 悟先生(京都大学大学院 医学研究科 医学専攻 博士課程を経て)
邑田 悟(むらた さとる)先生を紹介させて頂きます。邑田先生は大相撲の国技館があることで有名な東京両国の出身です。平成18年に東北大学を卒業し、岩手県立北上病院で2年間の初期研修を終了後、同病院と岩手県立中部病院で外科研修、さらに国立がん研究センター東病院 消化管腫瘍科下部消化管外科でレジデントを行って、我々の教室に赴任しました。その後は、京都大学ウイルス・再生医科学研究所 細胞制御分野(杉田昌彦教授)で大学院生として基礎研究に従事し、このたび平成29年4月から、外科と救急のできる医師をめざして、我々の教室に復帰しました。邑田先生といえばヨット。インターハイに出場し、一時はオリンピック選手をめざしたという腕前は超一流です。海のように大きな心を持ち、風のように颯爽と歩いている医師を見かければ、それが邑田先生です。どうぞ気軽に話しかけてください!ご指導ご鞭撻の程よろしくお願いいたします。

(紹介者:小池 薫教授)

古武 達也先生

この春より当院初期診療・救急科で医員として着任されました、古武医師をご紹介致します。
古武医師は、2006年宮崎大学医学部をご卒業後、奈良県 天理よろづ相談所病院初期研修医として医師としての第一歩を踏み出されました。私含め、12名の仲間と共に、レジデントとして2年間寝食を共にしたことは良い思い出です。彼は、患者さんと膝を突き合わせながら日夜身を粉にして診療に取り組み、当時からその豊かな人間性で皆から愛されておりました。同じ同期レジデントの仲間が、彼の生涯の伴侶として付き添うことになりましたのは、まさに彼の良き人柄を端的に表しているのだと思います。
初期研修終了後は、福井県立病院救急救命センターで、現在福井大学医学部附属病院 救急部・総合診療部 教授であられる林 寛之先生に師事し、救急医としての研鑽を積まれました。さらに、専門分野を究めるため岩手医科大学心臓血管外科学講座に助教として着任、心臓外科医としてもご活躍されました。
10年ぶりに初期研修を共にした仲間と共に、再び日々の診療また研究に身を投じることができるのは大きな喜びです。今後益々、古武先生のご活躍を祈念致しますと共に、私からのご紹介とさせて頂きます。

(文責:樽野)

奥野 善教先生

井出先生(?)が帰ってきました。平成20年に大阪医科大学をご卒業され、福井赤十字病院で研修を開始し、2年目より京大病院へ来られました。平成22年に京大救急に入局され、翌年の東日本大震災の際には、京大DMATの一員として現地に行って活動されました。
その後、Strokeおよび重症救急を学ぶために修行の旅に出かけられました。まず、公立豊岡病院但馬救命救急センターで3次救急を中心とした救命救急に従事され、ドクターヘリにも乗っておられました。さらに国立循環器病研究センター病院でstrokeを中心に3年間の修練を積まれ、ついに京大救急に帰ってきました。その間にはご家族が増え、なぜか名前も変わっておりました。SCUでの活動も予定されているとのことで、京大救急、そして京大病院の益々の発展に貢献されること間違いなしです!!

(文責:播摩)

前田 徹朗先生
前田先生は京都大学を平成26年に卒業された後、神戸市立医療センター中央市民病院で初期研修をされており、神戸では2年間ご一緒させて頂きました。救急外来では、小児から高齢者まで、内因性・外因性を問わず、休む間もなく診療にあたってくれました。彼は見た目からすぐにわかるように非常に温厚な性格であり、誰に対しても誠意をもって接しておられました。また、温和な表情からは想像がつかないほど芯は強く、信念を曲げることなく自らの道を切り開いていかれる方でもあります。そんな彼はかねてからの夢を追い続け、初期研修修了後には沖縄海軍病院で研修され、そのまま臨床留学の切符を手に入れました。2017年7月からはニューヨークのマウントサイナイ・べスイスラエル病院で内科レジデントとして働かれるとお聞きしております。才能とともに努力を兼ね備えた人物であり、これからさらなる飛躍をされるかと思います。短い間ですが京都大学でのご活躍を期待しております。

(文責:松岡 朱)

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