Dr Maedaのニューヨーク奮戦記(1)

はじめまして、2017年7月よりNew YorkのMount Sinai Beth Israel病院で内科臨床研修をしている前田 徹朗と申します。私は2014年に京都大学を卒業し、故郷・神戸で2年間の臨床研修、沖縄のアメリカ海軍病院で1年間のフェローシップを行いながらMatch（アメリカの臨床研修マッチング）を行いました。渡米前に京大救急でお世話になったご縁で、アメリカの医療現場から情報を発信させていただくことになりました。

医学生時代にアメリカの大学病院の総合内科で短期臨床実習をする機会があり、いわゆる参加型臨床実習、屋根瓦式教育、チーム医療、というものを肌で感じる経験をし、ぜひアメリカで医師としてのトレーニングを受けたい、と考えたのがきっかけでした。その後数年の間に日本での臨床研修を経験し、渡米するべきか色々悩む時期もありましたが、アメリカにたどり着いたからには貴重な研修生活を楽しみたいと思っています。

次回以降、アメリカの内科臨床研修の実際について書いていこうと思いますので、興味のある方はご覧いただければ嬉しいです。