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「国立大学附属病院災害医療研修会」(東京医科歯科大)

講座だより

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 「国立大学附属病院災害医療研修会」
(東京医科歯科大):20150307国立大学附属病院災害医療研修会

京大病院は建設中の病棟屋上にヘリポートが設置されます。 それと同時に、災害拠点病院となることが視野に入っています。京大病院は災害に備えて、急速に準備を進めています。

国立大学附属病院災害医療研修会が平成27年3月7日10時から17時 東京医科歯科大学で開催されました。 文部科学省・厚生労働省の両省から、災害時に国立大学附属病院へ対応を求めていくことが説明されました。

 

・BCP・BCM
東日本大震災において、病院内での電気の復旧は48時間以内、ガスの復旧は時間がかかったという実例があります。 災害、事故などの突発的な事象に襲われても、事業継続を追及する計画を事業継続計画(Business Continuity Plan: BCP)の概念をしっかりと取り入れていく必要があります。 BCPの概念に沿った災害マニュアル作成がまだ少なく、その必要性への提言がありました。さらに、BCPに沿ったマニュアルの訓練、経験を通じてBCM(Business Continuity Management: BCM)を行うことが重要です。

・UDME
国立大学附属病院の災害対策の一環として、UDME(University Hospital Disaster Management Expert)での研修会を行っていく方針が東京医科歯科大学大友教授から説明がありました。

京都大学医学部附属病院も災害対応をしっかりとしていく方針です。

(文責:佐藤)

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