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「第30回京滋ISLS」が開催されました 

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「第30回京滋ISLS」が開催されました

昨年に引き続き今回も京滋ISLSの事務統括を担当させて頂きました。記念すべき第30回の京滋ISLSとあって、自然と気合も入ります。

さて前回はひたすら事務仕事に徹していられた私ですが、今回は何とファシリテーターとしても参加することになりました。ISLSコースは、NIHSSブースと意識障害ブースとに分かれての実習になるのですが、私の担当は前者です。
コーディネーターの山田先生も無茶なことをおさせになる・・と最初は思いましたが、これがやってみると非常に勉強になります。卑しくも神経内科専門医を名乗っている私ではありますが、改めて気付かされることも多く、例えばtPA投与に向け、事前に他施設がどのように救急の現場で対応されているかなど、ファシリテーターの皆さんとの交流の中で微妙な相違も把握できました。お陰様で、自分が一回り大きくなれた思いでした。山田先生、ありがとうございます!

 

さて今回は昨年の経験もありますので、事前準備に関してはそれなりにスムーズにこなせたように思います。当日においても、取りあえず設営・受付業務などについては、タスク(事務)担当の皆様がおられたのでどうにかやり繰り出来たのですが・・・いざコースが開始されますと、何とも孤独な戦いとなりました。何しろタスク担当者がほとんど受講生との掛け持ちであったり、多忙な皆さんだったものですから。

しかし、私が困っている時にはいつもどこからともなく現れてくれる佐藤先生が、何とコース後半で今回も颯爽と登場してくれたのです。しかもデジカメ持参で!!

 

その時に撮影されたのがこちら。
撮影中の佐藤先生の笑顔と素敵な話術には、本当に救われた思いでした。

 

<同じブース担当のファシリテーターの方々。皆さん本当に親切な方ばかりです!>

 


<疲労がにじみ出ている私の立ち姿。ピンボケなのがまた哀愁を醸し出しています。
さすが佐藤先生。>

 


<研修医の中山先生。受講生として頑張っています。これはfinger-nose testですね。>

 

で、まずまず恙なくコースは終わったのですが・・・正直一番しんどかったのはその後の片付け作業だったと言っても良いかも知れません。一人では到底運べないようなベンチ・机等はファシリテーターの方々に撤収を手伝って頂きましたが、問題は弁当やらペットボトルなど結構出てくるゴミ!!この処理がかなりの重労働です。当日は京都マラソンの真っ最中で、何とゴミ処理業者さんが病院まで辿り着けず、大量のゴミが私に託されてしまったのでした。もう京都マラソンの日は絶対に避けたいと思います・・・。

・・・で、会場と医局周辺を何往復もして、さすがに疲労がピークに達していたその時。おそらく私のへろへろな様子を見るに見かねたのでしょう、再び救いの手を差し伸べてくれる方がいました。そう又も佐藤先生!その人です。御自身も日勤終了後でお疲れのところ、何と進んで資材・ゴミの運搬を手伝って下さいました。本当にありがたいことです。

という訳で次回の私の課題は、マンパワー集め、そして手伝いの上手な頼み方!!この2つに尽きます。精進したいと思います。

 

最後になりましたが、ディレクターの小池教授、事前準備に御尽力頂いた龍野師長と秘書の山口さん、当日のタスク担当の邑田先生、中山先生、ICU看護師の井上さん、ファシリテーターの皆さん、そして困った時には必ず来てくれる佐藤先生!皆様に深く感謝申し上げます。

それでは今後とも、京滋ISLSへの御支援を宜しくお願い致します!!

(文責:齋藤龍史)

 

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