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近畿地域ブロックDMAT訓練

講座だより

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 近畿地域ブロックDMAT訓練

京大病院は建設中の病棟屋上にヘリポートが設置されます。 それと同時に、災害拠点病院となることが視野に入っています。京大病院は災害に備えて、急速に準備を進めています。

平成27年2月14日、訓練に参加してきました。
・藤澤看護師、古河ロジスティック、奥野医師、佐藤医師 4名での参加です。当日集合時に藤澤さんが転倒をして、まさかの下腿負傷・・・・看護師は1名なので何とか参加をお願いしつつ、無理な時は病院搬送をする約束で早朝に奈良県に向かって出発をしました。
奥野医師は、現在国立循環器病センターでStrokeの勉強をしていますが、今回は京大DMATとしての参加です。東日本大震災3.11の時に京大DMATとして藤澤看護師・奥野看護師は出動しています。

 

・DMAT参集場所(高速道路パーキング)へ集合し、京大DMAT隊到着の登録と指示待ち。 京都府立医大とはベストの色違いで、派手な蛍光Yellowは一緒です。白ベストが府立医大、青ベストが京大です。(写真下)。

・高速道路インターから近くのヘリポートへ移動指示があり、京大DMATは移動。そこではSCUが立ち上がり、近隣の病院からの患者受け入れ、広域搬送などを想定。 京大DMAT、兵庫災害医療センターDMAT、済生会滋賀DMATの3隊は近医への病院支援を指示されました。

・病院支援先の済生会中和病院は院内の災害訓練をしており、そこへ外部からDMATが到着。本部長へ京大DMAT到着の挨拶をしに行き、トリアージ赤を手伝うように指示され、他の場所への支援が必要な場合は病院本部からの連絡が入ることが伝えられました。

・済生会中和病院での院内災害訓練と一緒に参加をさせてもらいました。外部からのDMAT受入れに対して、本部からの指示などもきちんと想定していました。様々な面が勉強になりました。ありがとうございました。

(文責:佐藤)

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