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4月から当教室のメンバーとなられた先生方の紹介 

講座だより

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4月から当教室のメンバーとなられた先生方の紹介

高谷先生
ついに京都に帰って参りました!高谷 悠大先生は、京都市生まれ、京都市育ち。小学校から大学まで京都市内の学校で過ごされ、2009年に京都府立医科大学をご卒業されました。2011年より名古屋大学救急・集中治療医学分野で救急集中治療医を志し、名古屋大学環境医学研究所(澤田研究室)では敗血症時における低体温に関する基礎研究にも従事されました。マラソンで鍛えた足腰と辛抱強さとで臨床・研究においてたちまち頭角を現し、2018年には見事博士号を取得されました。そして次なる飛躍の場として選んだのが、京大救急でした。その優しく澄んだ眼差しは、愛する京都のみならず常に世界を見据えています。京大病院が推進する高度急性期医療と、京大救急が世界に向けて発信する教育・研究のために、すでに欠かすことのできない人物となっている高谷 悠大先生を、どうぞ末永くよろしくお願い申し上げます。

(文責 下戸 学)

 

安尾先生
今春着任された安尾 俊祐(やすお しゅんすけ)先生をご紹介いたします。
安尾先生は三重県伊賀地方のご出身です。幼いころからサッカーに明け暮れ、その腕前(脚前?)は県代表に選出されるほどでしたが、故障をきっかけに医学の道を志され、見事その志を貫徹して滋賀医科大学に進学されました。卒業後は東京都杉並区にある河北総合病院で初期研修をされました。3年間の最前線の市中病院での研修を通して、数多くのcommon diseaseを経験され、医師としての基礎となる知識・技量を深く幅広く身に付けられました。
このたび当科は安尾先生という若くて優秀な人材に恵まれたことを非常にluckyだと思わなければなりません。豊富な経験に裏打ちされた確実で丁寧な診療は何処に行っても通用する高いレベルのものですし、患者さんやご家族への対応にも「寄り添う姿勢」を感じ取れます。京大救急史上小池教授に次ぐイケメンなルックスのみならず、人格的にも素晴らしい人間性が垣間見えます。
生まれ育った場所から、その判断力・洞察力・俊敏なフットワークは、サッカーだけで培われたものではなく忍者の血を引いているのではないかと錯覚します。
救急外来・病棟・院内急変現場などあらゆる場で信頼を得て、救急科の戦力として大活躍されることが期待されます。そんな安尾先生をどうぞよろしくお願いいたします。
(文責:柚木知之)

 

宮本先生
宮本将太先生をご紹介します。宮本先生は京都市出身で、2016年に香川大学卒業後に京都大学医学部附属病院で初期研修を終了され、この春より初期診療・救急科の医員に着任されました。
研修医時代には内科系の診療科へ進むことを検討されていましたが、幼い頃から抱いていた医師像に合致する救急医療に関心を持たれ当科に入局されました。もともと透析や腎疾患への興味がおありでしたので、緊急透析症例等の全身管理を要する重症例に多く関わっていただいています。
初期研修終了直後に当科に入局したこともあり、様々なサブスペシャリティを持つスタッフから枠組みにとらわれない指導を受けています。今後当科の臨床力を反映するようなオールラウンダーとなっていくことが期待されます。

(文責:陣上)

 

中村先生
中村信太郎先生は、幼少期から大学生まで、お茶とサッカー大国の静岡県で生まれ育ち、2016年4月から京都大学医学部付属病院の初期研修医として、京都に来られました。学生時代から、災害支援サークル、国際医学生連盟交換留学部門などの活動に精力を注ぎ、まさに救急の申し子と呼ばれる先生であります。
現在、その器の大きさは留まることを知らず、医療界と法曹界の二刀流を実現すべく、救急科修練医でありながら、京都大学法科大学院に通われるという棘の道を選ばれ日々精進されております。我々も将来大リーグ級に活躍してくれることを信じて疑うことなく、教室を挙げて彼の成長を後押ししております。
その温厚な外見からは想像できない情熱を秘め、我々スタッフにも多大な影響を与えてくれており、その広い視野からみた鋭い視点にいつも驚かされております。
なにぶん二つの刀を磨いている途中ですので、病院で会うことは難しいかもしれませんが、見かけましたら是非声をかけていただき、人柄に触れてみてください。我が救急部のみならず、日本の宝となる可能性を感じていただけると思います。

(文責:篠塚)

 

岡田先生
その曇りのない目は大きく見開き研修医の一挙手一投足を見逃さず、
その大きな口は研修医を暖かく罵しるためにいつも上下しており、
そのやや浮腫気味の手は患者のために何ができるかと絶えず動いており、
その存在感を放つお腹は尊敬する上司のごとく丸々と肥大化し、
その力強い足は常に一所にいない様にせわしなく動いており、
その黒々とした髪をもつ頭は終始フル回転で医学と医療のことを考えており、
そのがっしりとした背中はクッシング病ではないかと思うほどに頼り甲斐がある。
助けた患者は数知れず、
助けられなかった患者からは必ず学び、
泣かせた研修医の数は星の数ほど、
慕ってくれる研修医はさらに多く、
書いた論文は両手では足りず、
常に世界を視野に入れた治療を行っている。
東に学問が学べると聞けば師事し、
南に災害を受けた国があれば赤十字魂を全開にして飛んでいき、
西に外傷が学べるとの噂があればあっという間に海外でも向かい、
北に救急要請があれば資機材を担いで救急車に乗る。
学会では身内の発表でもツッコミを入れ、
知らない病院の先生の発表でも容赦なく「意味がない」発言をし、
上司からは心配されながら暖かく見守られ、
みんなから頼られ、愛されている。
あなたがもしそんな人を見かけたとしたならば、
それが岡田遥平先生です。
(文責:邑田)

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